Hola!本日は読者の方からの記事でグアナファト州の遺跡をご紹介いただきます。ピラミッドというとティオティワカンやキンタナ・ロー州にある遺跡群を思い浮かべる方が多いと思いますが、MEXITOWN読者の方が多く住むバヒオ地区にもあります。では、どうぞ!
こんにちは。グアナファト州に5つの考古学的地域があるのをご存知でしょうか?
今回私はそのうちの一つ、Cañada de la Virgenに行ってきました。
グアナファト州政府サイト
メキシコ政府(INAH)サイト
【アクセス】
San Miguel de Allendeの街から車で約30分の場所にあります。
車で行く場合は、こちらのビジターセンターを目的地としてください。
(公共バスなどは、周りにない様子でした)
Centro de Atencion al Visitante Cañada de la Virgen
ビジターセンターの後ろには、ミニ博物館があります。
トイレも綺麗です。
売店などはないので、飲み物は持参になります。
物売りの方が来るようですが、私の行ったときは帽子売りの方のみいました。
【チケット・ツアー内容】
遺跡内部は、自分たちで勝手に見ることができません。
ビジターセンターでチケット(12歳以上70ペソ。メキシコ政府のサイトだと料金が古いです)を購入し、ツアー参加となります。
ガイドと共に、バスで遺跡手前まで行き、その後はガイドの引率で歩いて遺跡観光をします。ツアーの所要時間は約2時間半です。
バスは10~16時の1時間ごとに出発します。
遺跡には(バス乗車時)バッグの持ち込みが禁止されています。
ミニバッグやウエストポーチなどもNGです。
財布、カメラ、飲み物(ペットボトルや水筒)のみ持ち込み可能です。
荷物は車の中か、チケットカウンター内の鍵付きのロッカーに預けます。
バッグを持ち込もうとすると、バス乗車時に荷物を預けるように注意されます。
飲み物はボトルを手で持った状態となります。ポケットが沢山ある服だと便利だと思いました。
この日は独立記念日の翌日、9/17土曜の朝10時のツアーに参加しましたが、アメリカ人のグループもいて、20人ほどのツアーでした。
ビジターセンターから遺跡入口までは8kmほどあり、7kmはバスで移動します。(乗車時間約10分)バス乗車時はマスク必須です。バスから降りたらマスクは外してOKとなります。
バスを降り、遺跡入口までの残り1kmは歩きです。(15~20分)
歩道にはなっていますが、下り坂&上り坂で、石もボコボコしていて、小さいお子様や、足の悪い方には向かない場所だと思いました。
遺跡内は、平らな芝生になります。
遺跡に到着すると敷地のフェンスに鍵がかかっており、ガイドが開錠をして中へ入ります。
自分たちのグループ全員が中に入り終わると、また施錠していました。
遺跡内の石垣などに腰をおろすと、ガイドに注意されます。
かなり厳重に遺跡を管理している印象でした。
ガイドが説明をしながら、遺跡内をグループでまとまって見ていきます。
まだ考古学者によって研究は進行中の遺跡とのことでした。
遺跡の敷地内にはトイレのみがあります。売店などはありません。
自分たちのグループ以外、誰もいない状態でした。
Google mapの過去の写真を見るとピラミッドに登っている人がいましたが、
残念ながらピラミッドに登ることはできませんでした。
ピラミッド好きとしては登れそうだから行ってみたのですが…。残念。
もう一つの遺跡もあったのですが、そちらに関しての説明はなく「そっちへは行かないでください」と近づくことも出来ませんでした。
(ガイドがスペイン語だったので、説明をちゃんと聞いていなかったのですが、恐らくここが研究中の場所だった様です)
→この遺跡はINAHが9/20から「考古学的地域」から、国内49番目の「考古学遺跡群」へ変更と発表されました。
テオティワカンやチチェンイッツアなどに比べると、とても小さな遺跡ですが、周囲は原っぱで、広々とした景色も見ることが出来ました。
私はサンミゲル旅行のついでに寄りましたが、バヒオ地区からは日帰りでも行ける場所だと思います。
遺跡好きな方は一度行かれてみてはいかがでしょうか?
(文責:Leah)