2024年10月26日(土)、秋晴れの空の下、グアナファト日本人学校で「死者の日」イベントが開催されました。今年も、ケツアルコアトル大学(UQI)の協力を得て、日本人学校の児童・生徒や地域のコミュニティから300人が集まり、メキシコの伝統文化に触れる充実した1日となりました。
では、イベントのハイライトをお届けしましょう!
死者の日の祭壇「オフレンダ」展示
校内のホワイエには、華やかに装飾された死者の日の祭壇「オフレンダ」が設置されました。メキシコの死者の日の象徴ともいえる「オフレンダ」に、子どもたちは興味津々!カラフルな花や食べ物で彩られた祭壇に、多くの方が足を止め、写真を撮影していました。
UQIの学長さんはカトリーナになって登場!なんとこの日は朝7時からメイクの準備をされたとか!ありがとうございました!また、リメンバーミーに出てくるメキシカン・ヘアレスドッグ(通称ショロ犬)のダンテも構内に遊びに来てくれました!
映画上映
体育館では『リメンバーミー』、『えんとつ町のプペル』、さらに「ナグアル伝説」が上映され、映画に登場するキャラクターやメキシコ文化にちなんだ物語に多くの親子が感動していました。
体験教室
イベントでは、メキシコの文化に親しむ体験教室も大好評でした。
アート制作教室:色とりどりの`ビーズを使ったオリジナルのスカルアート制作では、小さな子どもたちも楽しみながら作品を仕上げ、世界に一つだけの作品を持ち帰りました。
パペルピカドとペーパーフラワー制作:鮮やかな色紙を使って、伝統的な「パペルピカド」やペーパーフラワーが作られ、教室には子どもたちの笑顔があふれました。
さらに、仮装した来場者には特典があり、プロのメイクアップアーティストによるカトリーナメイクも体験できました。ゑびすパンさんのパンの販売、MOMOTARO弁当、メキシコ雑貨の出張販売も行われ、お腹も満たされた賑やかな雰囲気が終始続いていました
メキシコ伝統舞踊とマリアッチ
15時半からは、メキシコ各地の伝統舞踊とマリアッチ演奏が始まり、鮮やかな衣装とリズミカルな音楽が会場を包みました。大人から子どもまで、マリアッチの音楽に合わせて踊り、盛り上がりを見せました。
今年も「死者の日」のイベントを通じ、グアナファト日本人学校の児童生徒やその家族が、メキシコの伝統文化に親しみながら学ぶ機会となりました。
校長先生はじめ、学校職員、文化委員、保護者の方々のお手伝いの協力のもと、豊かなメキシコ文化に触れるこのイベントが成功裡に終わり、参加者たちにとって忘れられない一日となったことでしょう☺
準備に携わった皆様、お疲れ様でした!