9月4日(土)から6日にかけて、グアナファト州・San Felipeで最大マグニチュード4.6の地震がこれまでに27回観測されました。
San Felipeはレオン市内から北に約80キロ、グアナファト市から北西に約80キロ、サン・ルイス・ポトシ州との州境に位置する小さな街です。
震源地となるSan Felipe以外でも、近隣のCueramaroやグアナファト、レオンの北部(レオン動物園やGran Jardin)では揺れを感じたというSNSの投稿もありました。MEXITOWN編集部の住むエリアはレオンの南ですが、全く揺れを感じず。レオン市内でも揺れたところとそうでないところがあるようです。
9月6日(月)の早朝に観測されたのが3.8と少し震度は小さくなりました。レオン市によると、地震による被害の情報は確認されませんでした。
揺れの原因はまだ明確になっていませんが、San Felipeのにあるダムが崩壊したなどの噂が飛び交っており、レオン市はリソースが不明な嘘の情報には惑わされないようにしてほしいと呼びかけています。
グアナファト州は2017年9月のメキシコシティでの地震やその他の地震でも殆ど揺れず、滅多に地震のないエリアだけに、San Felipeの住民の中には自主的に避難をしている方もいるという情報もありました。
地震に備えて、各自連絡方法や避難場所、揺れがあった時の対処方法などを話し合い、近所の方とのコミュニケーションを密にしておくことをお勧めします。メキシコでは日本にあるような防災グッズを見かけたことがないので、避難時に便利なセットを整えておくのも一つの対策方法です。
今後、新しい情報などがありましたらまたお知らせします。
参考リソース:
am
Van 27 temblores en Guanajuato con epicentro en San Felipe
Vuelve a temblar en Guanajuato sorprende sismo a leoneses
Bonito Leon
Temblor sorprende a San Felipe, Cuerámaro y a la capital