4月27日(土) 、グアナファト州・イラプアト市にあるPlaza Clbelesで、篠原誠二・写真展”この人”が開催されました。太陽の日差しが散々と降り注ぎ、お天気にも恵まれた当日は150名以上という大変多くの方にご出席いただきました。
今回初お披露目となった写真プロジェクト”この人”観覧された方々からは、知っている方々が展示されていたことに喜んでいた方、日本にいる被写体者の方々のために写真を撮影されてた方、そして1年半で4万キロを旅して100人以上の撮影をした篠原氏の想いを写真を通して感じ取っていた方々など様々でした。
開会式には、(写真左より)グアナファト日本人学校の今井厚志校長先生、グアナファト州文化局のAdriana Camarena de Obeso氏、本写真展のスポンサーであるGrupo fynso代表のFelipe Ytuarte氏、在レオン日本国総領事館の板垣克己総領事、写真家の篠原誠二、メキシコ日本商工会議所・グアナファト支部局長の森田篤氏、マツダメキシコ社長の岩下卓二氏、Plaza Cibeles館長のMarina Gomez氏が登壇しました。
そしてご挨拶を頂いた後、一同はテープカット!その後、音楽が鳴り響き、この日76歳の誕生日を迎える篠原誠二の誕生日サプライズを行いました!突然のサプライズに驚き、笑顔を見せた篠原氏。きっと忘れられない思い出となったことでしょう。
その後、Grupo fynsoのSushitai、Sushitai sake y barから提供いただいたお寿司などが振る舞われ、日系社会で人気急上昇中のシンガー・森川郁子さんによる歌唱ショー、バレリーナで日系4世でもあるSayuriさんとDanielaさん姉妹によるバレーショーが行われ、会場はより一層盛り上がりました。
写真展の作品を通じて、多くの方が日本とメキシコのために貢献した100名の被写体を通じ、何かを感じ取っていただけたこと、そして開会式を通じて懐かしい・新しい出会いが今後も末永く続いていくことを運営事務局は心より願っております。
今回、オープン21周年目という節目でイベントに声をかけてくださったPlaza Cibelesの方、コーディネーターのAtala Solorioさん、お食事を提供してくださったGrupo fynsoの皆様、そしてご参加・パフォーマンスをしてくださった方々、、、全ての方々にこの場をお借りして感謝申し上げます。
本写真展の展示は5月31日までとなっておりますので、見逃した方はお買い物がてら是非ご覧ください。
次回、写真展”この人”の開催情報は追って弊サイトでお知らせいたします。
写真提供:Enrique Marumoto Torres、Universidad Quetzalcóatl en Irapuato (UQI)、Plaza Cibeles
※写真の無断転載・商業利用はご遠慮ください。
MEXITOWN 篠原誠二氏のインタビューはこちら
経歴:
篠原 誠二 Seiji Shinohara
北海道生まれ。26歳の時にメキシコに渡墨。メキシコ在住歴50年。
公益社団法人 日本写真協会 会員
(社) 日墨協会 FOTO CLUB AZTECA NIPPON 代表
1995年~1996年日墨協会事務局長
2015年~2016年日墨協会理事 広報出版部長
これまでにメキシコシティ、モンテレイ、レオン、トルーカ、タパチュラで40の写真展を開催。
著書:"移民一世の肖像Retratos de los Inmigrantes Japoneses"(Comunidad Japonesa en México Actualmente Fotógrafo oficial Fuji Film, 2009)
"日系二世の肖像 Retratos de la Segunda Generación de Japoneses"(Comunidad Japonesa en México Actualmente Fotógrafo oficial Fuji Film, 2011)
"日系三世の肖像 Retratos de la Tercera Generación de Japoneses"(Comunidad Japonesa en México Actualmente Fotógrafo oficial Fuji Film, 2013)
"ARROTILLA 日本―メキシコ国際結婚の結実 Los Matrimonios de Japoneses y Mexicanos" (Comunidad Japonesa en México Actualmente Fotógrafo oficial Fuji Film, 2015)
“Mi Mexico 俺のメヒコ” (2022)