top of page

NO NEJI, NO LIFE! 阪神ネジ山里社長、情熱で挑むメキシコ市場


 

阪神ネジ株式会社は、75年の歴史を誇る日本のネジ専門商社。タイでの成功を経て、今年晴れてメキシコに新たな拠点を設立しました。NO NEJI, NO LIFEを掲げ、ネジへの情熱と信念を持って挑戦を続ける山里社長に、メキシコ進出の背景や今後のビジョンについて伺いました。

 

<目次>

 

少量多品種で対応できるのが阪神ネジの強み


―御社のご紹介をお願いします。


山里社長:阪神ネジは、大阪で創業してから75年の歴史を持つ、名前の通りネジを専門に扱う会社です。ロゴのキャラクターは猪太郎(ちょたろう)といいまして、創業者(祖父)の干支が猪だったことが由来です。


日本の事業はすでに75期を迎えていますが、2015年に初めて海外に進出しました。当時、タイでお客様がネジに関して困っていることを知り、タイに会社を設立しました。それまでは日本国内だけでの事業展開でしたが、海外でネジに対する需要がこれほど大きいとは知りませんでした。タイでのビジネスも非常に成長していましたし、海外市場でのニーズに驚かされました。


2021年に私はタイから日本に帰任し、その後さらに別の国での展開を考え、メキシコのレオン市で毎年開催される国際技術見本市 (Industrial Transformation MEXICO)のJETROのジャパンパビリオン内で3回ほど出展させていただき、メキシコ市場の可能性を感じまして、ついに今年メキシコに会社を設立しました。阪神ネジの強みは、標準規格のネジを取り扱う商社であり、自動車部品用のネジではなく、幅広い分野での需要に応えています。特に少量多品種にも対応し、1本でも品質を保証し、技術サポートを行える点が大きな強みです。


メキシコの人に惹かれてメキシコへ


―メキシコ進出の決め手となったことは何でしょうか?


山里社長:メキシコは自動車産業が盛んな国で、タイと非常に似た市場があります。自動車部品の製造を行う企業や、自動化機械の分野でもネジの需要があると思いました。


また、メキシコで働きたいという思いもありました。メキシコの人々には、とても話しやすく、誠実な印象を持っています。もちろん、様々な問題や予想外の事態が起こることもありますが、それはどの国でも同じことです。重要なのは、自分たちの信念を持って行動することだと感じています。これまでメキシコで出会った方々は、本当に良い人ばかりでした。差別を感じたこともないし、上から見られたこともありません。


阪神ネジグループとしての夢は、グローバルに展開していくことです。最終的にはアメリカ、インド、台湾など、これまで進出したタイとメキシコを含めた10カ国に展開し、各国それぞれの強みやものづくり文化を取り入れ、ビジネスの中でそれらを共有していきたいと考えています。それぞれの国によって得意とするネジの種類があります。例えば、中国や台湾などは鋳物を得意分野としますので、そうした特殊な部品を各国で売買できたら非常に面白いビジネスが提案できるのではないかと思っています。



―今後、メキシコでどのようなビジョンをお持ちですか?


山里社長:まずは黒字化を目指し、目の前のお客様に対して誠実に提案をしていくことです。もちろん数字や目標は設定していますが、まずは地道にお客様との関係を築いていくことが重要だと考えています。


―メキシコのケレタロ州に拠点を置いた理由は何でしょうか。


山里社長:ケレタロに拠点を置いた理由は、主に3つあります。


1つ目は、新しい顧客を開拓していく必要があるからです。日系企業だけでなく、メキシコのローカル企業や欧米系の企業とも取引をしたいと考えています。

2つ目は倉庫の規模で、弊社の規模間とマッチした場所がケレタロにあったからです。だいたい250~300平米という小規模で探していたところ、ケレタロ州の東にある工業団地と上手くマッチングしました。弊社と同じ小規模で探している読者の方がいらっしゃいましたら、ケレタロ州をおススメします。


3つ目は治安の良さです。ケレタロ州は他州と比べると治安が安定している印象を受けました。今後家族や他の社員がこちらで生活することを考えると、治安は避けては通れない問題です。まだ来て間もないですが、セントロやJuriquillaなど、危険と感じたことはありません。ケレタロの環境を非常に気に入ってます。


釣り仲間募集中!


― メキシコに来たばかりの山里さんですが、今後挑戦してみたいことは何ですか?


山里社長:まずはスペイン語の習得ですね。今は何とかコミュニケーションを取れるように頑張っていますが、通訳を雇う予定はなく、従業員との直接のコミュニケーションを大切にしたいと考えています。また、家族とメキシコで暮らすことも楽しみにしています。そして、趣味として釣りを始めてみたいですね。タイでは海釣りを楽しんでいたので、メキシコでも釣りに挑戦したいです。メキシコはバス釣りが有名なので、いつか釣りツアーを企画して、アテンドできるようになるくらい熟知したいですね!読者の皆様で釣り好きの方、是非ご連絡ください!


ネジのことならどんな些細なことでもご相談ください!


―最後に、メッセージをお願いします。


山里社長:メキシコ進出を考えている日系企業様には、少しでもメキシコに興味があるのであれば、実際に来てみることをお勧めします。日本にいるとメキシコの治安について心配される方も多いですが、メキシコはとても魅力的な国です。ものづくりの企業も多く集まっており、成長を実感できる国です。メキシコは他の国と比べても面白い存在だと思います。


すでにメキシコに進出している日系企業様へ、阪神ネジは少量多品種の取り扱いが得意ですので、もし何かお困りごとがあればぜひご連絡ください。従業員の方へのネジの締め方のセミナーを開催するなど、技術サポートも可能です。どんな些細なことでも対応いたしますので、ぜひお声がけください!



本日はありがとうございました!

 

お問い合わせ先


<横長バナーが入ります>


HANSHIN NEJI MEXICO S.A. DE C.V.

所在地 : Primera cerrada de Circuito Universidades No. 35, bodega 17, Terra Park II, La Pradera,

C.P. 76249, El Marqués,Querétaro, Mexico

Tel/WhatsApp : +66-62-357-7833

MEXITOWNへのお問い合わせはこちらのフォーマットから承ります
(お急ぎの方は右下chatboxでご連絡ください)

送信ありがとうございました

Banner vertical (160x600).jpg
vertical.png

MEXITOWN 

スポンサー様広告

vertical final bold.jpg
縦バナー PDF_page-0001.jpg
final.png
advertise-in-Mexico312x1075.jpg
縦長広告 バナー (1).png
Banner 360x1349 OK.jpg
縦バナー.png
unnamed (3).png
VertMEXT.jpg
bottom of page