3月下旬、広島県からU-17サッカー選抜チームがグアナファト州で地元のサッカーチームと強化試合を行いました。今の時期の日本と比べ30度以上の日が続いたグアナファト州。その暑さに負けないくらい熱い想いを持った選手たちが、グアナファト州で熱い試合を繰り広げました!
U-17チーム監督・山﨑 剛氏へのインタビュー
ー今回の遠征にかける意気込みを教えてください。
山﨑監督:まずは選手たちのレベルアップを図ることです。海外で試合を経験させ、将来世界でも通用する選手に育ってほしい思いがあります。また、メキシコのサッカーチームと試合を行い、実力を試したいという狙いもあります。そして、折角大会に出るからには、良い成果を残したいですね。
ーメキシコ人選手に対する印象はいかがですか?
山﨑監督:昨年CLUB LEONのチームが広島に来たときの試合を見ても感じたのが、彼らのサッカーが非常にシステマティックだなということです。選手・監督それぞれがサッカーへの理解や意識が高い印象を覚えました。そして選手も監督の皆さんもとても陽気で明るく、私達をあたたかく歓迎してくださいました。
ースポーツを通じた日墨交流は今後、どうしたらより広がると思いますか。
山﨑監督:広島県でもスポーツを行っている方は昨年CLUB LEONのチームが来日していることは知っていました。メキシコ側でも同じことが言えるかもしれませんが、スポーツ関係者以外にはこうしたスポーツの交流がされていることを知られていないのではと思います。広島県とグアナファト州がスポーツで交流を深めていることを、もっとメディアなどを通じて認知度がアップされたら、より日墨交流も広まるのではないかと思いますし、心からそう願っています。
選手コメント:
メキシコ人の選手・監督の方は私達よりも体型が大きく、やはり最初はそこに驚いてしまいました。今回は試合でしか時間が取れませんが、次回は時間を作って観光をしてメキシコを回りたいですね!
そして決勝戦となる3月29日、惜しくもレオン・セラ混合チームに3-2で準優勝という結果となりましたが、未来の侍ブルーとなる選手たちが、将来「メキシコで試合した時は楽しかった、とてもいい経験になった」と感じ取っていただき、より日本とメキシコの絆が深まるきっかけになればいいですね!
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