11月9日~11日、第7回広島フードフェスティバルがグアナファト州・レオン市、イラプアト市、サラマンカ市で開催されました。また、11月8日には、レオンのAltaciaショッピングモールにオープンしたSATOで華やかな前夜祭も行われました。
今回MEXITOWNでは、広島フードフェスティバルに合わせて来墨された玉井優子・広島県副知事への取材とともに、3会場とも盛り上がった広島フードフェスティバルの様子をレポートします。
玉井・広島県副知事インタビュー「来年の10周年に向けての一歩を踏み出すことができた広島フードフェスティバル」
ーメキシコへの印象をお願いします。
玉井副知事:私にとって今回は初めてのメキシコ訪問となりましたが、空港を降りたときに何故か少し懐かしさを感じました。メキシコの方々のあたたかさがそうした気持ちにさせてくれたのかもしてません。見渡す景色も美しく、空もとても青い。そして、空港からレオン市内に向かう途中で日本語で”ようこそ”という看板を見て、より親しみが湧きました。
ー今回の来墨で期待することは?
玉井副知事:来年、広島県とグアナファト州は友好都市提携10周年を迎えます。10周年に向けて州知事や州政府、マツダ様をはじめとする広島県から進出している企業様と連携をして話を進めることです。
ー友好提携10周年に向けて意気込みを教えてください!
玉井副知事:2014年に提携して以来、広島フードフェスティバルをはじめ両都市での様々な交流を行い関係を築くことが出来たのは、グアナファト州政府はじめ関係者の皆様のご協力があったからこそです。皆様が大切にしてきたこれまでの10年間ですが、来年を機に次の10年に向けて、広島県とグアナファト州がお互い更にwin-winになるように考えていきたいです。
特に若者の交流について力を入れていきたいです。若者の教育に力を注ぐことで、グアナファト州の治安の問題にも繋がり、日系企業が今以上に発展できるのではないかと考えています。
11月8日(水)前夜祭
フードフェスティバルの前夜祭は、11月8日にレオン市内のAltaciaモールにオープンしたばかりのSATOで開催されました。この日はグアナファト州の政府関係者など関係者のみで行われ、在メキシコ日本国大使館・福嶌教輝特命全権大使、ディエゴ・シヌエ・ロドリゲス・グアナファト州知事、菖蒲田 清孝・マツダ株式会社・代表取締役会長、玉井・広島県副知事が出席しました。
11月9日(木)レオン会場
初日のレオン会場では、レオン市のカサ・デ・ピエドラで開催され、参加者は220名とまりなました。当日は湯﨑英彦・広島県知事からのビデオメッセージも公開されました。
提供されたお食事は、広島県のシェフの方々とSATOのシェフの方々が何か月も前から試行錯誤して考え出したお料理。そのお料理の数々と素敵な盛り付けにうっとり。マグロの解体ショーもその場で行われ、新鮮なマグロの握り寿司に参加者の皆様は感動していました。
宴もたけなわな頃にスポンサー企業であるユナイテッド航空による抽選会が行われ、見事アメリカ行きの航空券チケットをゲットされた方、おめでとうございます!
11月10日(金)サラマンカ会場、11日(土)イラプアト会場
お天気も心配された10日のサラマンカ会場でしたが、開始時は雨は上がり130名の方が参加されました。また、11日のイラプアト会場には160名の参加者が集まり、両会場ともに盛り上がりを見せた夜となりました。
第7回広島フードフェスティバル
(主催):fynsoグループ
(共催):広島県、広島グアナファト親善協会、グアナファト州政府