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開催レポート:ITM 2024で見えたメキシコ産業のデジタル革新



「Industrial Transformation Mexico (ITM) 2024」が10月9日から11日まで、グアナファト州レオン市で開催されました。今年で6回目を迎えたこの産業見本市は、製造業の自動化やデジタルトランスフォーメーション(DX)に焦点を当てました。


今年はメキシコ国内だけではなく、アメリカ・カナダ・日本・中国からも併せて250の出展者が出展し、会場の規模は13,000平米、15,000人以上の来場者(+6,000人の学生)を記録しました。



初日の開会式にはリビア・デニス・ガルシア グアナファト州知事の他、様々な関係者が出席し、テープカットを行いました。


以下、会場の様子です!






今回も注目すべきところは、日系企業の活躍です。ITM 2024の「ジャパン・パビリオン」には、日本から6社が出展し、最先端の技術やソリューションを披露しました。これらの企業は、工場の自動化、安全性の向上、AIやIoTを活用した効率化など、メキシコの製造業におけるDX推進に大きく貢献しています。


参加企業:パイフォトニクス株式会社、HANSHIN NEJI MEXICO S.A. DE C.V.、テイエルブイインターナショナル株式会社、パスカル株式会社、Hitachi High-Tech México, S.A. de C.V.、Konica Minolta Business Solutions de Mexico S.A. de C.V.



会期中には、在レオン日本国総領事館・板垣総領事、JETROメキシコ・中島所長、メキシコ日本商工会議所・久我会頭が講演を行うなど、日系企業のメキシコでの重要性を感じました。


今年のITMでは、インテリジェント・ロジスティクス、スマートファクトリー、オートメーション化、エネルギーソリューションなど、幅広い分野が紹介され、メキシコと日本の産業協力の強化が見られました。



今回のITM 2024は、日系企業がメキシコの産業界で果たす役割を再確認する機会となり、両国の産業界における協力関係をさらに強化する場となりました。




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