グアナファト州・レオン:10月4日(水)から6日(金)、グアナファト州・レオン市のPOLIFORUM国際展示場でメキシコ及びラ米向け産業技術見本市・Industrial Transformation Mexico (ITM) 2023 HANNOVER MESSEが開催されました。
2019年からレオンで行われているITMは今年で5回目の開催。地元メキシコ企業・日系企業をはじめ、アメリカ・ドイツ・イタリア・中国などの国から約200社が出展しました。
オートメーション、ロボティクス、デジタル化技術、ロジスティクス墨の産業トランスフォーメーションなどの最先端テクノロジーがレオンに集うITM。MEXITOWNは開催2日目となる10月5日に会場にお邪魔しました。
環境に配慮した工場用の巨大な扇風機や
信号塔システムで多くの製造現場に導入されているPATLITE、サイバーセキュリティのソフトウエアを販売するKasperskyも出展していました。
グアナファト州といえば自動車産業!自動車などの展示もありました。
ITMでは、各企業のブース出展だけではなく、政府機関・企業のトップによる講演会も行われます。
今回日本からはJETEOメキシコ・中畑所長と三菱電機のVictor Fuentes氏による対談「メキシコと日本の機会」も開催されました。会場には70名以上の聴講者が集まり、若手の観客が目立ちました。会場には在レオン総領事館・板垣克巳総領事も出席されました。
また、今年も日本貿易振興機構(JETRO)が、ジャパン・パビリオンを出展。ジャパン・パビリオンのブースには日系企業5社が出展しました。
Konica Minolta Business Solutionsは工場向けソリューションとして、清掃ロボット、荷物搬送ロボット、高温な現場でも対応可能な監視カメラの紹介をしていました。
昨年に続き、阪神ネジ株式会社も出展。様々なニーズに対応できる自社商品のネジを紹介していました。
ジャパンパビリオン以外でも日系企業が出展しており、存在感抜群です。日本のものづくりの精神はメキシコでも認められており、高い評価を受けているということを改めて実感した見本市でした。