歴史的にも日本と繋がりが深い親日国メキシコにて、8月17日にJICA事務所開設 50周年の記念式典が開かれました。
メキシコ外務省にて行われた式典には、メキシコ国際協力開発庁(AMEXCID)のサンドバル長官、プリア駐日メキシコ大使、元JICA研修員でもあるビジャロボス農業大臣、福嶌駐メキシコ特命全権大使らの要人参加の下、JICAからは宮崎理事、坪井メキシコ事務所長が参加。また会場はこれまでの歴史の中で関係を育んできたメキシコ側機関やかつて日本を訪れた研修員、日系社会の方々等が訪れ、350名以上が参加する大盛況となりました。
この式典では、同時に本年 50期派遣の節目を迎えた日墨研修、30周年を迎えたJOCV、20周年を迎えた日本・メキシコパートナーシッププログラム(JMPP)も踏まえ、要人のメッセージや記念ビデオでこれまでの歩みを振り返りました。人々に届く協力を目指し進めてきた JICA事業に対しては多くの謝意が述べられ、これからの 50年もなお良好な関係が続いていくことを願いたいという声が聴かれました。
また、JMPPについてはこれまでの知見・経験を更に深化させ、より戦略的、機動的な三角協力を進めていくための意向書にサンドバル長官と宮崎理事が署名しました。
今後も域内のリーダー格であるメキシコと共に、複合的な危機に見舞われているラテンアメリカ・カリブ地域の課題解決に向けて対等なパートナーとして共創を目指していきます。
特別インタビュー JICAメキシコ事務所坪井所長「日墨交流ー人々の想い・意思に上手く寄り添っていきたい」