2023年5月、メキシコ政府はメキシコの国営の航空会社としてメキシカーナ航空(メヒカーナ航空とも言われています)を設立し、2023年12月から就航するというニュースが出ました。
このメキシカーナ航空という名前、聞き覚えのある名前。。。そうです、以前メキシコのフラッグキャリアとして就航していた航空会社です。今回は以前のメキシカーナ航空を振り返るとともに、新たに設立されたメキシカーナ航空の紹介をします。
以前のメキシカーナ航空
メキシカーナ航空は、かつてメキシコのフラッグキャリアで、国内線と国際線を運航していた航空会社でした。1921年に設立され、メキシコで最も古い航空会社の一つで、メキシコ・シティ国際空港を拠点に、中南米、カリブ海、ヨーロッパ、北米の主要都市に就航していました。
読者の方で乗られたことがある方からは、「名前を聞いて懐かしい」「何の悪い記憶もなく、乗った時の頃を思い出す」といった意見もありました。
日本へは自社便では乗り入れていませんんでしたが、同じワンワールドメンバーの日本航空との共同運航便があり、成田国際空港ではその社名を目にすることがありました。
拡大期には大型機やジェット機を導入し、ヨーロッパ線や北米線を中心に48都市に就航。しかし、1990年代以降経営不振に陥り、2010年8月に運航停止。その後再建の試みもありましたが、2014年4月に現地裁判所から破産宣告を受け、メキシカーナ航空は活動を停止しました。
新しく作られた航空会社?
そして年月が流れ2023年5月。ロゴを変更し、新たにメキシカーナ航空が設立されました。
以前のロゴ
画像元URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%8A%E8%88%AA%E7%A9%BA
今回新しくされたロゴ
画像元URL:https://www.mexicana.gob.mx/
法人名も以前はCompañía Mexicana de Aviación, S.A. de C.V.,だったものが、今回はAerolínea del Estado Mexicano, S.A. de C.V.となり、2023年8月、メキシコ政府による承認を経てサービスを2023年12月より開始することが発表されました。
ハブ空港はメキシコシティ郊外に出来た新空港であるAIFA(Aeropuerto Internacional Felipe Ángeles)と、2023年12月に開港となるトゥルムの新空港(Aeropuerto Internacional Felipe Carrillo Puerto)。AIFAからティファナ、グアダラハラ、モンテレイ、グアナファトなどの都市に就航することも発表されました。
オフィシャルサイトによると、通常は座席指定や預け荷物に追加料金があるところ、就航記念でしばらくの間は追加費用がなしのようです。
そして10月にオフィシャルサイトでチケットが販売されるというニュースがありました。しかし!10月19日現在、サイトではまだチケットが販売されず・・・何が起こったのか?とメキシのメディアで話題になっています。機材やパイロット、スタッフの確保が出来ないなどともいわれてますが・・・
A21: Suspende portal de Mexicana de Aviación venta de boletos
チケットが販売されていないまま、無事12月就航は実現できるのでしょうか・・・!?
メキシコには既にアエロメヒコ、Volaris、Viva Aerobus、Aeromarなどの航空会社があるものの選択肢が増えることは嬉しいなと思っていました。
それだけに、早くオンラインでの販売が開始され、料金などが気になるところです。AIFAの利便性が向上したら選択肢として出張の時に使える日を楽しみに・・・。
参照サイト:
Wikipedia:メキシカーナ航空
MEXICANA
※本記事は一部をAIが作成しています
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