皆様こんにちは。これから一時帰国や着任、出張、旅行などでメキシコに入国される方が多くなる時期でもあります。
そこで今回はメキシコに入国するときに持ち込みが出来ないもの(禁止されているもの)についてまとめましたので、是非ご参考ください。また、ご家族・ご友人の方でメキシコに行かれる方へのギフト選びにも参考になれば幸いです。
※当記事はメキシコの持ち込み禁止食品・製品に関する一般的なガイドラインを提供していますが、法律や規制の変更が頻繁に行われることがあります。正確な情報を得るために、メキシコの関係当局または公式ウェブサイトを確認することを強くお勧めします。記載された情報に基づく行動により生じた損害やトラブルについて、当方は一切の責任を負いかねます。
持ち込み禁止品:食品編
肉類
こちらは近年どの国でも肉類の持ち込みに関しては大変厳しくなっています。
気を付けなくてはいけないのは、肉そのものだけではなく、肉エキスや肉成分のあるパウダーもNGであるということです。そのため、メキシコに持ち込みたいものの中に”肉”の漢字がないかどうか、裏ラベルを要確認です。また、個人的な感想として、パッケージにお肉の絵や漢字があるとチェックされやすいです。
以下、没収されるものの一例をあげていきます。
一部のレトルトカレーや炊き込みご飯の素(お肉が入っているため、またはカレーの中に肉エキス配合のため)
ハム・ソーセージ・ベーコンなどの加工食品
生肉
ビーフジャーキー(乾燥していても×)
缶詰(焼き鳥缶など、調理されていても×)
海老・カニなどの甲殻類
乾燥したものもNGとなります。そのため、桜えびを没収されたというケースもききます。
また、真空パックで常温保存可能なお魚(鯖の味噌煮など)もダメです。
野菜・果物
日本の果物、美味しいからメキシコでも、、、というのもNGです。
出発前にカットして持っていくのもNGです。
※ドライフルーツ、乾燥野菜は経験上問題ありませんでした。
チーズ
穀物
お米、小豆、大豆、黒豆、雑穀など、未加工のものになります。
お米の場合、サトウのご飯やお水やお湯を入れて出来るものであれば問題ないです。
お米や小豆などはメキシコでも購入可能ですので、持ってくることは避けてください。
植物の種、生花
生態系を乱すため、植物の種の持ち込みも禁止です。
土
甲子園の思い出として集めた土も、、、NGです。
スーツケースに入れた靴の裏に土がついているのもNGです。靴の裏はスーツケースに入れる前にきれいに取り除きましょう。
持ち込み禁止品②:その他生活用品等
持ち込みに制限があるもの
ノートPCなどについては、免税範囲が定められています。こちらについては過去記事で説明していますので、そちらをご参考ください。
免税範囲はどこまで?!メキシコ入国時に税関で気を付けたいこと
新品の家電製品など
新品のものは輸入と見なす場合もあり、税関で課税を要求する職員もいます。
そのため、日本で購入した電化製品など、全てパッケージから出して「普段から使っているもの」「明らかに新品に見えないようにする」ことをお勧めします。
現金・有価証券
現金や有価証券は総額US$10,000 まで持ち込むことが出来ます。
米ドルだけでこの金額ではなく、他の通貨も組み合わせての金額ですのでご注意ください。
※日本の一部の金融機関では、海外のATMで現地の通貨を引き出すことが出来るキャッシュカードを発行しています。メキシコに来られる前に銀行に問い合わせておくと便利です。
参考記事:
在レオン日本国総領事館:総領事館からのお知らせ(グアナファト空港における税関手続きについて)
動物検疫所 肉製品などのおみやげについて(手荷物、国際郵便、宅配便としての持ち込み)