9月28日(土)、前日の雨と寒さが嘘だったかのように、澄んだ青空が広がるケレタロ州・ケレタロ市。そんな天気の中で今年もFUJTIAYA QUERETAROの駐車場でメキシコ日本商工会議所(以下、カマラ)の日墨夏まつりが開催されました!
今年の日墨夏まつりのキャッチフレーズは夏だ!祭りだ!ケレタロだ!です。
村松実行委員長に突撃!みんなが「笑」になるお祭り!
今年で3回目となる日墨夏まつり。開催にあたり、村松実行委員長にお話しを伺いました!
村松実行委員長:今回のケレタロ夏まつりには、40店舗を超える出店者が参加しており、その多くが日本食に加えてメキシコ料理を提供している点が特徴です。特にメキシコの店舗からは「招待してくれてありがとう」と感謝の声が寄せられ、イベントに対する期待の大きさを感じています。
また、見どころとして挙げられるのが、協賛企業による高価な景品が提供されるくじ引きです。企業から提供された景品の数は80点以上にのぼり、参加者の期待も非常に高まっています。私自身も欲しいと思うほどの魅力的な品々が並んでおり、来場者にとって一大イベントとなっています。
今年の夏まつりには、ケレタロを中心に、メキシコシティやイラプアトなどの遠方からも出店者や来場者が訪れています。この祭りは約2,000人を動員する大規模なイベントであり、カマラの中でも「メキシコ最大級のイベント」として評価されています。このような規模のイベントに対する地域の期待がますます高まっていることを実感しています。
来年以降は、メキシコの踊りを取り入れるなど、よりメキシコの文化も来場者の皆様に感じていただけたらと思います。
半年かけて実行委員が一丸となって取り組んできたケレタロ夏まつり!来場した方、実行委員の方、その他全ての方に「笑」をもたらすイベントにできたらと思います!是非楽しんでください!
では早速、お祭りの様子をレポートします。
正午に開会宣言が行われ、祭りは活気あふれるスタートを切りました。まずは、キャッチフレーズ考案者の挨拶や実行委員メンバー紹介が行われ、その後、「盆踊り」がスタート。日本の伝統的な音楽に合わせて踊り、夏まつりならではの日本文化を体験できました。
ライブパフォーマンスとして登場したのは、エネルギッシュな音楽を披露した「TOFU DEAD EDGE」。その後は、参加型イベント「玉入れ競争」が行われ、子どもから大人までが一緒に楽しめる競技となりました。豪華な賞品がかけられたゲームに、参加者たちの熱気も一層高まりました。
午後になると、書道パフォーマンスやイイダ・サブローのステージ、コスプレイベントといったバラエティ豊かなプログラムが続きました。地元のケレタロ州政府による観光・文化プレゼンテーションも行われ、ケレタロの魅力を再発見する機会となりました。
そしてここで、屋台の様子をご紹介!
グアナファト州やケレタロ州などに拠点を置く日系企業、グアナファト日本人学校もこの日のために頑張りました!
日本のお祭りの定番!射撃や金魚(の人形)・スーパーボウルすくいに子どもたちは夢中!
こちらもお祭りの定番!たい焼きにたこ焼き、日本酒など、どれも美味しそうで迷ってしまいました。
ケレタロ州政府からも、お土産にしたいかわいいメキシコ雑貨などの販売がありました。
そして今年も浴衣の着付けと死者の日の祭壇もありました!
夕方には、ケレタロ補習授業校の生徒たちによるソーラン節が行われ、大きな拍手が送られました。続いて、Sakura Musumeによるステージで、日本のシティポップに参加者は大興奮!お祭りの盛り上がりは最高潮に達しました。
終盤の目玉イベントとして、参加型のフェイスペイントコンテストや豪華景品が当たる「くじ引き」が行われ、子どもたちはもちろん、大人たちも大いに楽しみました。フィナーレは、マリアッチとアーティストのコラボレーションによる華やかなパフォーマンスで締めくくられました。
参加者たちは、村松実行委員長が願っていた通り、”笑”顔で満たされた素晴らしいひとときを過ごすことができました。祭りの最後に行われた閉会宣言では、来年の夏まつりへの期待が一層高まり、名残惜しさの中で幕を閉じました。
実行委員の皆様、本当にお疲れ様でした!