Hola!メキシコで買える食材で出来る献立レシピ。早くも第4弾を纏めることができました。今回は、「これ、簡単すぎてやばくない!?」という声が続出のアボカド丼や、寒い季節にかかせない鶏肉のグラタン、ロシア人にも好きになってもらえそうなビーフストロガノフ、おもてなしにもぴったりなベーコンとズッキーニのキッシュの4品をご紹介します!
簡単すぎてやばくない!?アボカド丼
アボカドを使ったレシピは沢山ありますが、このアボカドを使った一品、突然お客さんがやってきてお酒を飲み始めて、〆のご飯ものを差し出されたらおそらく感激すること間違いなしです。また、アボカドをメキシコ風に食べることに飽きてきた方にもちょうどいい食べ方です。
材料
アボカド(そこそこ熟れているもの):大1個
のり:適量
めんつゆ:大さじ1 ★
辣油:大さじ1 ★
黒コショウ:適量 ★
白米:お茶碗1杯分
作り方
アボカドを一口サイズにカットして、ボウルに入れます。
★をボウルに入れて混ぜます
調味料を混ぜたアボカドをご飯の上にトッピングします
これだけ!めんつゆ、のり、辣油、白米は日系スーパーで調達できますね!これさえそろえておけば、あとはスーパーや市場で質がいいアボカドを手に入れたらOKで、材料費も安い!これにゆでた海老や炒めたベーコン、サーモンのお刺身を混ぜても格別です!何よりめんつゆと辣油という異色の組み合わせから、こんなおいしい丼ものができるのはびっくりです。
こちらのレシピの参考元
切って混ぜるだけ、無限に食べられる「アボカドの漬け丼」
料理研究家のリュウジさんの元レシピは卵を最後に沿えていますが、メキシコでの生卵は若干抵抗があるので、生卵がないバージョンとしてここでは掲載しました。日本で実現するなら生卵入れたいですね!また、私は辛いのが好みなので、辣油が多めです(笑)
ルーを使わない鶏肉のグラタン
メキシコも寒い日が続く今日この頃。やっぱり小さいころ食べたマカロニグラタンが恋しいなあ、でもホワイトソース買わないといけないし、マカロニは・・・とつい躊躇してしまいがちですが、心配ご無用!なんと日系スーパーに行かなくても、メキシコのスーパーだけで
食材がそろえられてしまいますよ!
材料(4人前):
マカロニ(写真はウォルマートで購入。約14ペソ):100g
薄力粉:大さじ2
牛乳:100ml
生クリーム:50ml (次のビーフストロガノフでも同じものを使います。いわゆるcremaです。creama para batir (ホイップクリーム用のクリーム)より安価ですし、私はよく使います)
鶏むね肉:300g (本来は鶏もも肉ですが、この日は鶏むね肉しかなかったので、むね肉です。それでも美味でした。えびでももちろんOK)
塩・こしょう・コンソメ:適量
粉チーズ:適量
玉ねぎ:1個
マッシュルーム:中8個(多ければ多いほどグラタンがリッチになります(と思う))
バター:30g
作り方:
マカロニはパッケージの表示時間ー1分くらいで茹でで置きます。
玉ねぎ・マッシュルームは薄くスライスし、鶏むね肉は一口大に切ります
フライパンにバターを熱して、鶏むね肉を炒めます。
玉ねぎ、マッシュルームを加えて、玉ねぎが透明になってきたところで塩・こしょう・コンソメを入れてよく混ぜます。
薄力粉も入れて更に混ぜて、牛乳を3~4回に分けて入れていき、都度ダマにならないように混ぜます。その後、生クリームも同じようにして入れていきます。
別で茹でておいたマカロニを加えて混ぜます。オーブンを180度~200度で予熱します。
耐熱食器に入れて、上から粉チーズをかけます。
オーブンで20~30分焼き、表面に焼き目がついたら出来上がりです!
ホワイトソース缶やクリームパスタのソースはカロリーが気になるし、ホワイトソース缶はやや手に入りにくいですね。グラタン用マカロニも最近ようやく好みの形が見つかりました!最後、お好みで乾燥パセリをふりかけてもOKです。
ロシア人にも食べてもらいたい、ビーフストロガノフ
ビーフストロガノフと聞くと、なんだか材料もいっぱい必要で、市販のルーがないとできないのではないかというイメージが強いかもしれません。しかし!グラタンでも使ったcremaとトマトソース、残ったステーキ用のお肉があれば簡単にできてしまうんです。もともとビーフストロガノフは、ステーキのお肉を食べやすくするために造られたという話もあり(諸説あり)、ステーキ用のお肉が安いメキシコでは作りやすくなっています。
材料
玉ねぎ 1個
牛肉(falda de res): 300g
薄力粉:大さじ2
コンソメ:大さじ1
トマトピューレ(La Costana):1/2カップ
マッシュルーム:5個(写真では使っていませんが、入れるとよりレストランに近くなる?)
水:1カップ
塩・こしょう:適量
バター:40g
生クリーム(crema): 50g
作り方:
玉ねぎとマッシュルームをスライスします。
牛肉もスライスし、塩・こしょうをかけたら、薄力粉をまぶしておきます
フライパンにバターを熱して、牛肉を炒めます。色が変わってきたら玉ねぎとマッシュルームを入れてよく炒め、コンソメを混ぜます
水、トマトソースを入れてよく混ぜ、中火で15分ほどよく煮込みます。焦げないように注意してください。この時、トマトの酸味が気になるようでしたらケチャップを小さじ1程度入れてもいいかもです。
とろみがついてきたら生クリームを入れて混ぜ、5~8分中火で煮込みます。
炊いたご飯の上にかけたら出来上がり!
ちなみに、生クリームを入れなかったらハヤシライスです!メキシコのFalda de resは前回の牛肉のガーリックピラフでも使った部位で、そのまま焼いてもよし、焼いて野菜と一緒に炒めてタコスに挟むもよしで、意外と使い勝手がとてもいいお肉です!
おもてなしにぴったり!ベーコンとズッキーニのキッシュ
続いては、みんな大好き?のキッシュです。キッシュの中身は正直なところ、冷蔵庫に余っている具材をうまく組み合わせて材料を炒めたら出来てしまう、しかも豪華に見える一品だと思っています。今回もキッシュがどうしても食べたく、冷蔵庫を見たらズッキーニが沢山あったため、早く消費したいためにもベーンと合わせて焼き上げました!
材料:
パイ生地(Pasta de Hojaldre)※スーパーのベーカリー売り場にあります
ベーコン:200g
ズッキーニ:1本
卵:2個
牛乳:100ml
コンソメ:大さじ1
塩・こしょう:適量
サラダ油:適量
作り方:
丸いパイの焼き型にアルミホイルを敷き、サラダ油を塗っておきます
伸ばしたパイ生地をアルミホイルの上にしいていきます。パイ生地の表面にフォークで穴をあけておきます。
ベーコン、ズッキーニは薄切りにしておきます
フライパンにサラダ油を引き、ベーコンとズッキーニを炒めます。
塩・こしょう、コンソメを入れて混ぜ合わせたら🥚、牛乳を入れて更によく混ぜ火を止め、少し冷まします
5.を2.に流しておき、180度くらいに温めたオーブンで20~30分くらい焼きます(目安。表面に焼き色がついたらできあがり)
5.の時にお好みで粉チーズを入れてもおいしくできます。また、生クリーム(crema)を入れると更にリッチな味になります。
※実はこちらの記事でもマッシュルームとハムで作っているように、本当にあるもので豪華な一品ができるという優れものですね!
他にキッシュで使える材料はソーセージ、トマト、パプリカ、ほうれん草などがあります!