Hola!メキシコのキッチンを飛び出して、今日はメキシコのバーベキューのことをちょっとお話しします。
私がメキシコから離れられない理由の一つ、それは、”近所を気にしないでバーベキューができること” です。メキシコ人はバーベキューだけでなく自分の庭や屋外の共有スペースでワイワイ集まって騒ぐのが好き!→騒音や匂い気にしないでいい。また、雨季の時期でも雨に気を付けていれば、とても寒い日を除いて晴れていて温暖な気候なので、バーベキューできる時期が長いんです。しかもカラッとしているので、外にいて食べていても不快感はありません。そして、海や川に集合する必要もなく、お酒やお菓子を持って、誰かのおうちに集まるだけ! 気軽にできるのも魅力な点の一つかもしれません。
さてさて、バーベキューで何を焼くかは個人的に国柄が出るところだと思います。これまで経験した感じだと、特徴的だったのが
日本人・・・焼きそば、焼きおにぎり
台湾人・・・台湾ソーセージ(台湾の夜市で売られているやつ)、台湾バーベキューソースで塗られたお肉
韓国人・・・コチュジャンに付け込んだお肉(リブ)
アメリカ人・・・ハンバーガー、ホットドック、焼きマシュマロ
そしてメキシコ人もメキシコらしさ満載です!私が愛読している月刊誌”Cocina Facil”のバックナンバーを整理していたら、バーベキュー特集がありましたので、雑誌の写真とともに紹介します。
中表示の見出し。気合十分ですね
ケサディージャ
日本人がお米をいつでも欲しがるのと同じように、メキシコ人もトルティーヤを欲しがりますw。上の写真の左下にうつるのがケサディージャ。トルティーヤの中にチーズを挟んで網の上に置いて、ひっくり返すで終わり。そのまま食べてもよし、焼いた具材を挟んで食べてもよし!いつもお店や家の中で食べているケサディージャとはまた違った美味しさです。
サボテン
はい!うちわサボテンを焼いて食べてしまいます!サボテンは色々な食べ方がありますが、一枚まるごと焼いて、切り分けて食べるのも美味しいです。オアハカ・チーズを上にのせて食べるのもあり。
セボジータ(Cebollita)
小葱です。メキシコでは日本のような葱やわけぎが手に入らないため、このセボジータを刻んで葱として使ってます。バーベキューになるとなんと!セボジータを丸ごと焼いて、かじっていきます。甘くておいしい
ソーセージ(Chorizo or Chistorra)
上の写真を見ると、ソーセージが2種類ありますね。左の真っすぐなソーセージがChorizoです。ものによっては結構辛いのもありますが、これを焼いてそのままだったり、ほぐしてタコスに挟んだりして食べるのがメキシコ流。そしてこの下の写真にもあるグルグルしているソーセージ、私ずっとグルグルソーセージって呼んでましたが、これはChistorraというみたいです📝
それ以外はアメリカのバーべキューに似ていて、豪快にお肉やお野菜を焼きます。
写真の緑色の野菜ですが、ズッキーニです。日本のものと品種が違いますが、調理法は同じです。
また、雑誌には載っていませんが、スーパーのバーベキューコーナーに行くのも結構色々なツールに出会うことができて面白いです。中でも私がびっくりしたのは、ピザ窯!
冷凍ピザでもこれで焼いたら絶対美味しいんだろうなー。それこそ、”おうちイタリアン”できちゃいますね。
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